子どもの定期予防接種について
予防接種は、ワクチンを接種することで病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするものです。
予防接種を受けることで、病気にかかることを防いだり、かかってしまっても重い症状になることを防いだりする効果が期待されます。また、保育園や学校等の集団生活や社会全体において感染症がまん延してしまうことを防ぐ目的があります。
定期接種について
予防接種法に基づく定期接種については、ワクチンごとに対象年齢が定められています。
対象年齢に該当する期間内に、村が交付する予診票を使用して指定の医療機関で、公費(無料)で接種を受けることができます。
南阿蘇村では、原則として既定の標準的な接種年齢に基づく時期に、対象者へ個別に予診票を送付しご案内しています。
定期接種対象年齢及び通知時期
定期予防接種一覧 定期予防接種の種類 | 対象年齢 | 通知時期(標準的な接種期間に基づく) |
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ロタリックス・ロタテック(いずれか) | 出生6週から24週、又は36週未満 | 2ヶ月頃 |
B型肝炎 | 1歳未満 | 2ヶ月頃 |
ヒブ(Hib) | 2ヶ月から5歳未満 | 2ヶ月頃 |
小児肺炎 | 2ヶ月から5歳未満 | 2ヶ月頃 |
四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ) | 2ヶ月から7歳6ヶ月未満 | 2ヶ月頃 |
BCG | 1歳未満 | 2ヶ月頃 |
麻しん風しん混合(MR) 第1期 | 1歳から2歳未満 | 1歳到達の翌月 |
水痘(水ぼうそう) | 1歳から3歳未満 | 1歳到達の翌月 |
日本脳炎 第1期 | 6ヶ月から7歳6ヶ月未満 | 3歳到達の翌月 |
麻しん風しん混合(MR) 第2期 | 小学校就学前の1年間(年長相当) | 保育園等の年長相当となる4月頃 |
日本脳炎 第2期 | 9歳から13歳未満 | 小学4年生(9歳)の6月頃 |
二種混合(ジフテリア・破傷風) | 11歳から13歳未満 | 小学6年生(11歳)の4月頃 |
ヒトパピローマウイルス感染症 (HPV・子宮頸がん予防(女子のみ)) | 小学6年生から高校1年生 (注1) | 中学1年生(13歳)の4月頃 (注2) |
注1:これまでの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方へ公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種対象年齢を超えて接種を行うこととなりました(キャッチアップ接種)。詳細は
村ホームページ内リンクをご覧ください。
注2:差し控えていた個別通知が令和4年度から再開となり、定期接種対象年齢内でのご案内を行うために、令和4年度から令和6年度までは中学1年生と高校1年生の女子へ個別通知を行う予定です。詳細は
村ホームページ内リンクをご覧ください。
接種を受けるにあたって
村から通知と予診票が届いたら、必ず同封の説明資料や注意事項をご確認ください。
ご不明な点は、事前に接種医療機関や子育て支援課へおたずねください。
接種場所
村内の予防接種協力医療機関、又は村外の熊本県予防接種広域化医療機関(※令和6年1月現在)
接種を受ける際は、事前に接種を希望する医療機関へ電話で予約をしてください。
接種時の持ち物
・母子健康手帳
・村が交付する予診票
(・保護者以外の同伴で接種を受ける場合、保護者の委任状)
※忘れられた場合は接種ができませんので、ご注意ください。
※13歳未満の子どもが予防接種を受ける際には、原則として保護者(父母等)の同伴が必要です。保護者が同伴できない場合は、子どもの普段の様子をよく知っている親族等に委任することができます。接種当日に保護者の委任状を医療機関へご提出ください。
予診票の交付(再交付)について
定期予防接種を希望する方で、対象年齢に到達した当月に接種を受けるために村からの通知時期より早く予診票の交付を希望する場合や、紛失等により予診票がお手元にない場合は、子育て支援課で交付(再交付)の手続きを行ってください。
交付(再交付)手続きに必要なもの
母子健康手帳
※忘れられた場合は予診票の交付ができませんので、ご注意ください。