南阿蘇村ホームページトップへ

【情報】蜂やマダニにおける注意点について

最終更新日:

蜂やマダニにおける注意点について

 気候が良くなってくるこの季節になると、自然と様々な方とお出かけする機会も多くなり、自然に触れる機会も多くなるのではないでしょうか。そんな季節の中で自然と触れ合う際の注意事項を少し紹介致します。

〔危険1〕蜂 

 日本にはたくさんの種類の蜂が存在します。一般的に「蜂」と聞いて多くの方が想像するのが、〝ミツバチ〟や〝スズメバチ〟などではないでしょうか。主に働き蜂が増加し、活発に活動しているためどんどん巣の規模が拡大されていく夏以降から秋にかけての時期に被害が集中しています。
 
 種類特に危険な時期 
スズメバチ7月~10月 
アシナガバチ8月~9月
ミツバチ10月~11月・2月~3月(特に冬)

  • 蜂

≪注意!≫

◇巣を発見しても近付かないこと
巣を発見した場合は、速やかにその場を離れましょう。

◇攻撃されるような行動は控える
 大声を出したり、大きな身振り手振り、急な動きは避け、慎重に行動しましょう。

◇出来るだけ肌の露出部分を少なくする
 長袖長ズボン、帽子を着用するなど、万が一刺された場合に少しでも肌を保護できるようにしましょう。

◇白っぽい着衣を身につける
 蜂は黒いもの、色の濃いものに強く反応します。出来るだけ白に近い薄い着衣を身につけましょう。

◇携帯電話等の通信手段を所持する
 人数が多いと声も大きく、巣に振動も伝わりやすくなり、また単独で行動すると万が一の場合に適切な処置などが遅れる場合があり  ます。携帯電話等の通信手段を必ず所持しておきましょう。

◇ニオイを出さないように気を付ける
 蜂はニオイに敏感です。香水や整髪料、化粧品、汗などは蜂を刺激し、興奮させる作用のある成分が含まれていることがあるため、自然が多い場所で活動する際には注意しましょう。またジュースや甘いニオイのする食べ物などを放置せず、ニオイが出ないように注意しておきましょう。

◇蜂駆除スプレー(殺虫剤)を携帯しておく
 蜂(巣周辺の大群など)に遭遇した場合に被害を最小限にするために、小型のものを携帯しておきましょう。薬局、ホームセンターなどで購入することが出来ます。

◇応急処置出来るものを用意しておく
 ポイズンリムーバーや保冷剤、冷水、タオル、抗ヒスタミン剤が含まれたステロイド剤など、緊急時に使用できるものがあれば万が一のために用意しておきましょう。

≪蜂に刺された時の応急処置≫

(1)刺された場所から離れ、木陰や冷たい水の流れている沢の付近に退避します。針が刺さってままの場合は、毛抜きや粘着テープで除去してください。刺されているところをきれいな水で洗います。

(2)赤く腫れはじめたところに、抗ヒスタミン軟膏を塗ります。

(3)手や足を刺された場合は、心臓に近い方を止血ゴム管等でしばります。ただし数分間隔でゆるめます。

(4)初期症状として、発疹、流涙、せき、嘔吐、下痢等の症状が見られる場合は、一刻も早く医師の手当てを受けるようにします。

   受診する時は、皮膚科、アレルギー科、小児科(18歳未満)を受診してください。

(5)じんましんや呼吸困難などのアナフィラキシー症状が出たら、速やかに救急車を読んでください。

 救急車が到着するまで、仰向けに寝て足を持ち上げる体勢にしてください。
 患者を移送するときは、決して背負わないで担架で救急車まで移送します。

※蜂の巣の除去については、専門業者を紹介しますので、水・環境課(67-3176)までお電話ください。

〔危険2〕マダニ 

春から秋にかけては、マダニの活動が活発となり、マダニに咬まれる危険性が高まります。

  • マダニ

≪注意!≫

◇肌の露出を少なくする
 草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出が少なくするようにしましょう。
◇服は、明るい色のものにする(マダニを目視で確認しやすい)
◇虫よけ剤を用意しておく
 
虫除け剤の中には服の上から用いるタイプがあり、補助的な効果があると言われています。また、屋外活動後は入浴し、マダニに咬まれていないか確認して下さい。特に、わきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
≪マダニに噛まれた時の処置≫
 マダニ類の多くは、ヒトや動物に取り付くと、皮膚にしっかりと口器を突き刺し、長時間(数日から、長いものは10日間以上)吸血しますが、咬まれたことに気がつかない場合も多いと言われています。吸血中のマダニに気が付いた際、無理に引き抜こうとするとマダニの一部が皮膚内に残って化膿したり、マダニの体液を逆流させてしまったりするおそれがあるので、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。

このページに関する
お問い合わせは
(ID:1891)
ページの先頭へ

法人番号 6000020434337
〒869-1404 
熊本県阿蘇郡南阿蘇村大字河陽1705番地1  
電話番号:0967-67-11110967-67-1111   Fax:0967-67-2073  

Copyright 2020 Minami Aso village. All rights reserved.