10月に行われる秋祭りでは、「夜渡神楽」(よどかぐら)が舞われ、多くの人が見物に訪れる。
江戸時代長野地区には、10を越す神社や堂があったが、明治始めに国からの命令により「長野神社」に統合された。よって神殿には多くの祭神が祀られる。いくつかの家に古文書も多く残っており、古くから「阿蘇家」の家臣が多くその関係も深いことがわかる。
なんと言っても1番の特長は「神楽」が伝承されていることで、秋の大祭に行われる「夜渡神楽」は、素朴かつ幽玄(ゆうげん)で見る人の心を引きつけており、熊本県指定無形文化財及び国選択無形民俗文化財となっている。