全国瞬時警報システム（J-ALERT）とは
対処に時間的余裕のない事態に関する緊急情報を、総務省消防庁が人工衛星を用いて送信して村の防災行政無線を自動起動させ、村民に緊急情報を瞬時かつ一斉に伝達するシステムです。
今までは、職員の操作によって緊急情報を放送していましたが、平成23年4月からは、緊急情報については、全国瞬時警報システムによって瞬時に放送されます。これによって、今までは間に合わなかった災害情報（緊急地震速報など）についても、村民のみなさまにいち早くお知らせすることができます。
(※震源地に近い場合など、状況によっては放送が間に合わない場合もあります)
緊急情報の種類及び放送内容
◆災害情報に関する放送内容
| 種類 | 放送内容 | 繰り返し回数 |
緊急地震速報
(震度5弱以上) | 『大地震です。大地震です。』 | 3回 |
| 噴火警報(レベル5)避難 | 『噴火警報が発令されました。』、 『テレビ、ラジオの情報に注意し、避難して下さい。』 | 2回 |
| 噴火警報(レベル4)避難準備 | 『噴火警報が発令されました。』、 『テレビ、ラジオの情報に注意し、避難の準備をして下さい。』 | 2回 |
◆国民保護に関する放送内容
| 種類 | 放送内容 | 繰り返し回数 |
| 弾道ミサイル情報 | 『ミサイル発射情報、ミサイル発射情報。当地域に着弾する可能性があります。 屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけてください。』 | 3回 |
| 航空攻撃情報 | 『航空攻撃情報、航空攻撃情報、当地域に航空攻撃の可能性があります。 屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけてください。』 | 3回 |
ゲリラ・特殊部隊
攻撃情報 | 『ゲリラ攻撃情報、ゲリラ攻撃情報、当地域にゲリラ攻撃の可能性があります。 屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけてください。』 | 3回 |
| 大規模テロ情報 | 『大規模テロ情報、大規模テロ情報、当地域にテロの危険が及ぶ可能性があります。 屋内に避難し、テレビ・ラジオをつけてください。』 | 3回 |
◆誤報について
全国瞬時警報システムは、総務省消防庁が発した情報を人手を介さずに受信し、村の同報系防災無線を自動起動させて放送するシステムです。 そのため、誤報などの可能性もありますが、その場合には、キャンセル放送が流れます。
| 種類 | 放送内容 | 繰り返し回数 |
| 誤報 | 『さきほどの緊急情報は誤報です。』 | 2回 |
ご理解とご協力の程お願いいたします。
定期的に試験放送が実施されています
緊急地震速報をテレビ等で見聞きしてから強い揺れが来るまでの時間はごくわずかであり、その短い間に、あわてずに身を守ることなど適切な行動をとるためには日頃からの訓練が重要です。
このことから、平成24年6月28日に全国的な訓練が実施され、村においても初めての訓練に参加しました。当日は午前10時15分頃に消防庁から人工衛星を経由し、村の防災無線にて自動放送を行いました。皆様のご理解とご協力のおかげで、不具合なく、無事訓練を終えることができました。
毎年数回、全国的な訓練がありますが、生命・財産を守る重要な訓練ですのでよろしくお願いいたします。
◆訓練放送標準メッセージ
| 「(上り4音チャイム)＋(ことらは、○○です。)＋(只今から訓練放送を行います。)＋(緊急地震速報チャイム音)＋緊急地震速報。大地震(おおじしん)です。大地震です。＋これは訓練放送です。)×3回＋(こちらは、○○です。)＋(これで訓練放送を終わります。)＋(下り4音チャイム)」 |
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