平成28年熊本地震では、平成28年4月14日及び16日に熊本県熊本地方で震度7を観測し、震度4以上の揺れを100回以上観測しました。この地震の影響で、多くのブロック塀が熊本県の広範囲で倒壊しました。
倒壊したブロック塀は、道路をふさぎ、被災者の避難や救助活動を妨げます。昭和53年の宮城県沖地震や平成17年の福岡県西方沖地震、平成28年の熊本地震等の過去の地震で死傷者を出しています。また、平成30年6月18日の大阪府北部の地震でも犠牲者が出ています。
ブロック塀は、プライバシーの確保や防犯等の役割を持っていますが、地震時に人命を脅かす凶器となる可能性があります。ブロック塀は私的財産であり、所有者の責任における管理が必要です。
また、村で管理しているブロック塀に関しても何かお気づきの点がございましたら下記の問い合わせ先までご連絡をお願いします。
一般的なブロック塀は、建築基準法施行令第62条の8や平成12年建設省告示第1355号で基準が設けられています。ブロック塀の安全性を確保しましょう。
あんしんなブロック塀をつくるためのガイドライン(外部リンク)
(一社)全国建築コンクリートブロック工業会HP
ブロック塀の基準について(PDF:188キロバイト)
危険なブロック塀の撤去を予定している方
南阿蘇村危険ブロック塀等安全確保支援事業
村では,地震により倒壊の恐れがある危険なブロック塀等について、その撤去と改修を行う方に対しての補助事業を実施しています。
■対象となる方(一部例)
・これから危険なブロック塀等の撤去とそれに伴う新設を行われる方
・所有している危険なブロック塀が避難路(詳細は担当課へ)に面している方
・南阿蘇村税等を滞納していない方
※その他にも要件がありますので、詳しくは担当課までご連絡下さい。
■補助額
事業内容 補助上限
(1)危険ブロック塀等の撤去 20万円
(2)安全なブロック塀等の新設 20万円 ※補助対象は(1)の事業後に限る
■受付期間
令和6年5月1日(水曜日) ~ 10月31日(木曜日)
※予算の上限に達した場合は、上記期間中でも受付を締め切ります。