○南阿蘇村地域生活支援事業実施要綱
平成18年10月1日
告示第25号
目次
第1章 総則(第1条―第6条)
第2章 相談支援事業(第7条―第9条)
第3章 意思疎通支援事業(第10条―第12条)
第4章 日常生活用具給付等事業(第13条―第19条)
第5章 移動支援事業(第20条―第22条)
第6章 地域活動支援センター事業(第23条・第24条)
第7章 訪問入浴サービス事業(第25条―第27条の2)
第8章 更生訓練費給付事業(第28条―第31条)
第9章 日中一時支援事業(第32条・第33条)
第10章 自動車運転免許取得・改造助成事業(第34条―第37条)
第11章 手話奉仕員養成研修事業(第38条―第40条)
第12章 巡回支援専門員整備事業(第41条―第43条)
第13章 雑則(第44条―第47条)
附則
第1章 総則
(目的)
第1条 この告示は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号。以下「法」という。)第77条に基づく地域生活支援事業の実施に関し必要な事項を定め、もって障害者等の福祉の増進を図るとともに、障害の有無に関わらず村民が相互に人格と個性を尊重し安心して暮らすことのできる地域社会の実現に寄与することを目的とする。
(事業内容)
第2条 南阿蘇村は、法第4条第1項に規定する障害者及び同条第2項に規定する障害児(以下「障害者等」という。)がその有する能力及び適性に応じ、自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、地域生活支援事業実施要綱(平成18年8月1日障発第0801002号厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部長通知。以下「要綱」という。)に規定する事業のうち、次に掲げる事業を実施するものとする。
(1) 相談支援事業
(2) 意思疎通支援事業
(3) 日常生活用具給付等事業
(4) 移動支援事業
(5) 地域活動支援センター事業
(6) 訪問入浴サービス事業
(7) 更生訓練費給付事業
(8) 日中一時支援事業
(9) 自動車運転免許取得・改造助成事業
(10) 手話奉仕員養成研修事業
(11) 巡回支援専門員整備事業
(実施主体)
第3条 前条に掲げる事業の実施主体は、南阿蘇村とする。ただし、適切な事業運営が確保できると認められる社会福祉法人、医療法人、広域行政事務組合、民間事業者等(以下「受託者」という。)に事業の全部若しくは一部を委託又は補助することができるものとする。
(申請)
第4条 南阿蘇村地域生活支援事業(以下この章において「本事業」という。)を利用しようとする者(以下「申請者」という。)は、地域生活支援事業利用申請書(様式第1号)を南阿蘇村長に提出するものとする。
(利用決定)
第5条 南阿蘇村長は、前条の申請書を受理したときは、その内容を審査のうえ利用の要否を決定するものとする。
3 南阿蘇村長は、サービスの利用が不適当であると決定したときは、南阿蘇村地域生活支援事業利用却下通知書(様式第4号)により申請者に通知するものとする。
(利用者負担)
第6条 本事業の利用者(以下「利用者」という。)は、別表第1の1により算定した額を南阿蘇村長又は受託者に支払うものとする。
第2章 相談支援事業
(趣旨)
第7条 相談支援事業(以下この章において「本事業」という。)は、障害者等、障害児の保護者又は障害者等の介護を行う者などからの相談に応じ、必要な情報の提供等の便宜を供与することや、権利擁護のために必要な援助を行うことにより、障害者等が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるようにすることを目的とする。
(事業内容)
第8条 本事業の内容は次に掲げるとおりとする。
(1) 障害者相談支援事業 福祉サービスの利用及び権利擁護のために必要な援助等を行うとともに、地域における障害福祉に関する協議の場として、「地域自立支援協議会」を設置し運営を行う。
(2) 住宅入居等支援事業 賃貸契約による一般住宅への入居にあたり支援が必要な障害者について、入居契約手続き支援等を行うとともに、居宅生活に必要な支援を受けることができるよう関係機関との連絡調整等を行う。
(3) 成年後見制度利用支援事業 障害福祉サービス利用等の観点から、成年後見制度の利用が有効と認められる知的障害者又は精神障害者に対し、成年後見制度の申立てに要する経費及び後見人等の報酬の全部又は一部を助成する。
(対象者)
第9条 本事業の対象者は次に掲げるとおりとする。
(1) 前条第1号に規定する障害者相談支援事業の対象者は、村内に居住地を有する者又は法第19条第3項に該当する者のうち、障害者等、障害児の保護者又は障害者等の介護を行う者とする。
(2) 前条第2号に規定する住宅入居等支援事業の対象者は、村内に居住地を有する者のうち、知的障害者又は精神障害者であって、賃貸契約による一般住宅への入居を希望する者のうち、保証人がいない等の理由により入居が困難な者とする。ただし、現にグループホーム等に入居している者を除く。
(3) 前条第3号に規定する成年後見制度利用支援事業の対象者は、村内に居住地を有する者であって、次のいずれにも該当する者とする。
ア 障害福祉サービスを利用し又は利用しようとする身寄りのない重度の知的障害者又は精神障害者
ウ 後見人等の報酬等必要となる経費の一部について、助成を受けなければ成年後見制度の利用が困難であると南阿蘇村長が認める者
第3章 意思疎通支援事業
(趣旨)
第10条 意思疎通支援事業(以下この章において「本事業」という。)は、聴覚、言語機能、音声機能、視覚その他の障害のため、意思疎通を図ることに支障がある障害者等に、手話通訳者等の派遣等を行い、意思疎通の円滑化を図ることを目的とする。
(事業内容)
第11条 本事業の内容は次に掲げるとおりとする。
(1) 手話通訳者派遣事業 コミュニケーションの円滑化推進のため、聴覚障害者等に手話通訳者を派遣する。
(2) 要約筆記者派遣事業 コミュニケーションの円滑化推進のため、聴覚障害者等に要約筆記者を派遣する。
(3) 遠隔手話通訳サービス事業 コミュニケーションの円滑化推進のため、聴覚障害者等にタブレット端末等のテレビ電話機能を活用して手話通訳を行う。
(対象者)
第12条 本事業の対象者は、村内に居住地を有する者又は法第19条第3項に該当する者等であって、公的機関及び医療機関に赴いての用務等、社会生活上必要不可欠な用務の場合で、適当な意思伝達の仲介機能の任にあたる者が確保できない聴覚障害者等とする。
第4章 日常生活用具給付等事業
(趣旨)
第13条 日常生活用具給付等事業(以下この章において「本事業」という。)は、障害者等に対し、自立生活支援用具等の日常生活用具(以下この章において「用具」という。)を給付又は貸与すること等により、日常生活の便宜を図り、その福祉の増進に資することを目的とする。
2 用具の貸与は無償とし、福祉事務所長と用具の貸与を受ける者との間に貸借契約を締結するものとする。
(点字図書の給付)
第16条 別表第2に定める用具のうち、点字図書の給付は、利用者1人につき、年間6タイトル又は24巻を限度とする。ただし、辞書等一括して購入しなければならないものを除く。
2 点字図書の給付を受けようとする者は、点字図書の出版施設が発行する点字図書発行証明書(様式第6号)を添えて南阿蘇村長に申請しなければならない。
(住宅改修費の給付)
第17条 別表第2に定める用具のうち、居宅生活動作補助用具の購入費及び当該用具の設置に伴う取付け費用(以下「住宅改修費」という。)の給付の範囲は、次に定めるとおりとする。
(1) 手すりの取付け
(2) 段差の解消
(3) 滑り防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更
(4) 引き戸等への扉の取替え
(5) 洋式便器等への便器の取替え
(6) その他前各号の住宅改修に付帯して必要となる住宅改修
2 南阿蘇村長は、住宅改修が、給付対象者が現に居住する住宅について行われるものであり、かつ身体の状況、住宅の状況等を勘案し、必要と認められるときは、前項の範囲において住宅改修費を給付するものとする。
3 住宅改修費の給付は利用者1人につき原則1回とし、住宅の新築及び増築は対象としないものとする。
(排泄管理支援用具の給付に係る特例)
第18条 南阿蘇村長は、申請手続きの利便を考慮し、排泄管理支援用具の給付については次のとおり取り扱うことができるものとする。
(1) 1箇月に必要とする蓄便袋又は蓄尿袋に相当する額の2倍の額を給付券に記載して給付することができる。
(2) 給付券は、申請1回につき3枚まで一括交付することができる。
(費用及び用具の返還)
第19条 南阿蘇村長は、虚偽その他不正な手段により用具の給付等を受けたとき若しくは用具を給付等の目的に反して使用、譲渡、交換、貸付けし、又は担保に供した者があるときは、当該用具の給付等に要した費用の全部若しくは一部又は当該用具を返還させることができる。
第5章 移動支援事業
(趣旨)
第20条 移動支援事業(以下この章において「本事業」という。)は、屋外での移動が困難な障害者等について、外出のための支援を行うことにより、地域における自立生活及び社会参加を促すことを目的とする。
(事業内容)
第21条 本事業の内容は次に掲げるとおりとする。
(1) 個別支援型 個別的支援が必要な障害者等について、マンツーマンによる支援を行う。
(2) グループ支援型 複数の障害者等への同時支援又は屋外でのグループワーク、同一目的地、同一イベントへの複数人同時参加の際の支援を行う。
(対象者)
第22条 本事業の対象者は、村内に居住地を有する者又は法第19条第3項に該当する者であって、外出時に移動の支援が必要であると南阿蘇村長が認めた障害者等とする。
第6章 地域活動支援センター事業
(趣旨)
第23条 地域活動支援センター事業(以下この章において「本事業」という。)は、創作的活動又は生産活動の機会の提供、社会との交流の促進等の便宜を供与することにより、障害者等の地域生活支援の促進を図ることを目的とする。
(対象者)
第24条 本事業の対象者は、村内に居住地を有する障害者等又は法第19条第3項に該当する障害者等とする。
第7章 訪問入浴サービス事業
(趣旨)
第25条 訪問入浴事業(以下この章において「本事業」という。)地域における身体障害者の生活を支援するため、訪問により居宅において入浴サービスを提供し、身体障害者の身体の清潔の保持、心身機能の維持等を図り、もって福祉の増進を図ることを目的とする。
(対象者)
第26条 本事業の対象者は、村内に居住地を有する者であって、次の各号のいずれかに該当する者とする。
(1) 寝たきり等により、在宅での入浴が著しく困難な重度の身体障害者
(2) その他南阿蘇村長が特に必要と認めた者
(1) 主治医により、今後影響を及ぼすと思われる感染症の疾病に罹患していると認められた者
(2) 介護保険法に基づく訪問入浴介護を利用することができる者
(利用回数等)
第27条 サービスの利用回数は、利用者1人につき週2回を限度とし、対象者の身体状況及び家族の状況等を考慮し南阿蘇村長が決定するものとする。
(費用)
第27条の2 本事業のサービスの提供に伴う費用は、指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成12年厚生省告示第19号)に定める額とする。
第8章 更生訓練費給付事業
(趣旨)
第28条 更生訓練費給付事業(以下この章において「本事業」という。)は、法に基づく就労移行支援事業又は自立訓練事業を利用している者及び法附則第41条第1項に規定する身体障害者更生援護施設(身体障害者療護施設を除く。)に入所している者に更生訓練費を給付し、社会復帰の促進を図ることを目的とする。
(対象者)
第29条 本事業の対象者は、法に基づく定率負担に係る利用者負担額の生じない者のうち、次の各号のいずれかに該当する者とする。
(1) 法第19条第1項の規定により南阿蘇村長が支給決定した者のうち、法に基づく就労移行支援事業又は自立訓練事業を利用している者
(2) 法附則第21条第1項に規定する指定旧法施設支援を受けている身体障害者のうち更生訓練を受けている者
(3) 身体障害者福祉法(昭和24年法律第283号)第18条第2項の規定により施設に入所の措置又は入所の委託をされ更生訓練を受けている者
(支給額)
第30条 南阿蘇村長は、別表第3に基づき算定した額により、更生訓練費を給付するものとする。
(代理受領)
第31条 本事業の給付決定を受けた者は、更生訓練費の給付申請手続及びその受領を更生訓練を行う施設の長(以下この章において「施設長」という。)に委任することができるものとする。
第9章 日中一時支援事業
(趣旨)
第32条 日中一時支援事業(以下この章において「本事業」という。)は、障害者等の日中における活動の場を確保し、障害者等の家族の就労支援及び障害者等を日常的に介護している家族の負担軽減を目的とする。
(対象者)
第33条 本事業の対象者は、村内に居住地を有する障害者等又は法第19条第3項に該当する障害者等とする。
第10章 自動車運転免許取得・改造助成事業
(趣旨)
第34条 自動車運転免許取得・改造助成事業(以下この章において「本事業」という。)は、障害者に対して、自動車運転免許の取得及び自動車の改造に要する経費の一部を助成することにより、障害者の社会参加の促進を図ることを目的とする。
(対象者)
第35条 本事業の対象者は村内に居住地を有する者のうち、次のいずれにも該当する者とする。
(1) 自動車運転免許取得助成事業
ア 身体障害者手帳の交付を受けている身体障害者で、障害区分及び障害等級が別表第4に掲げる区分に該当する者又は療育手帳の交付を受けている者
イ 免許の取得により社会参加が見込まれる者
ウ 免許の取得助成を行う月の属する年の前年の所得税課税対象額(各種所得控除後の額)が、当該月の属する年の特別障害者手当の所得制限限度額を超えない者
エ 過去に運転免許証の交付を受け、自己の責任において当該運転免許証を失効させた者及び【道路交通法】に違反したために当該運転免許証の取消処分を受けた者でない者
(2) 自動車改造助成事業
ア 身体障害者手帳の交付を受けている身体障害者で、障害区分及び障害等級が別表第4に掲げる区分に該当する者
イ 自らが所有し、運転する自動車に改造を行う者
ウ 自動車の改造により社会参加が見込まれる者
エ 改造助成を行う月の属する年の前年の所得税課税対象額(各種所得控除後の額)が、当該月の属する年の特別障害者手当の所得制限限度額を超えない者
(助成の方法)
第36条 本事業に係る助成額は次のとおりとする。
(1) 自動車運転免許取得に係る助成額は、免許の取得に直接要した費用の3分の2以内とする。ただし、10万円を限度とする。
(2) 自動車改造に係る助成額は、自動車の改造に直接要した費用とする。ただし、10万円を限度とする。
2 助成の決定を受けた者は、運転免許の取得又は自動車の改造を完了したときは、障害者自動車運転免許取得・改造完了届(様式第8号)を南阿蘇村長に提出するものとし、次に掲げる日のいずれか早い日までに行わなければならない。
(1) 当該運転免許を取得し、又は普通自動車の改造を終えた日若しくは改造された普通自動車を購入した日から30日を経過した日
(2) 当該運転免許を取得し、又は普通自動車の改造を終えた日若しくは改造された普通自動車を購入した日の属する年度の翌年度の4月30日
3 南阿蘇村長は、前項の完了届及び請求書の内容を審査し、適当であると認めたときは、速やかに助成を行うものとする。
4 本事業に係る助成の会計年度は、当該運転免許を取得し、又は普通自動車の改造を終えた日若しくは改造された普通自動車を購入した日の属する年度とする。
(助成金の返還)
第37条 南阿蘇村長は、虚偽その他不正な手段により助成を受けた者があるときは、助成金の全部又は一部を返還させることができる。
第11章 手話奉仕員養成研修事業
(趣旨)
第38条 手話奉仕員養成研修事業(以下この章において「本事業」という。)は、手話で日常生活を行うのに必要な手話語彙及び手話表現技術を習得した者を養成し、意思疎通を図ることに支障がある障害者等の自立した日常生活又は社会生活を営むことができるようにすることを目的とする。
(事業内容)
第39条 聴覚障害者等との交流活動の促進、市町村の広報活動などの支援者として期待される日常会話程度の手話表現技術を習得した手話奉仕員を養成研修する。
(対象者)
第40条 本事業の対象者は、村内に居住地を有する者のうち、手話通訳活動を目指す者とする。
第12章 巡回支援専門員整備事業
(趣旨)
第41条 巡回支援専門員整備事業(以下この章において「本事業」という。)は、就学前の児童や保護者が集まる施設(以下「保育所等」という。)への巡回支援を行い、発達障害の早期発見及び早期支援を行うための体制の整備を図るとともに、法第4条第2項に規定する障害児(以下「障害児」という。)に関する総合的な相談支援を行うことにより、障害児の福祉の向上を図ることを目的とする。
(事業内容)
第42条 本事業の内容は、次に掲げるとおりとする。
(1) 保育所等への巡回支援の実施に関すること
(2) 障害児に関する総合的な相談に関すること
(3) 障害児の支援に関する関係機関との連携、調整及びネットワークの構築に関すること。
(対象者)
第43条 本事業の対象者は、村内に住所を有する者で、次に掲げる者とする。
(1) 障害児又は発達障害の疑いがある幼児及びその家族
(2) 前号に掲げるもののほか、南阿蘇村長が必要と認める者
第13章 雑則
(変更申請)
第44条 利用者又はその扶養義務者は、利用量の変更の申請を行うときは、南阿蘇村地域生活支援事業利用変更申請書(様式第9号)により行うものとする。
(変更の届出)
第45条 利用者又はその扶養義務者は、利用者が次の各号のいずれかに該当するときは、速やかにその旨を南阿蘇村長に届けなければならない。
(1) 入院等により事業の利用ができなくなったとき。
(2) 事業の利用を必要としなくなったとき。
(3) 住所の変更等、申請時の事情に変更が生じたとき。
(決定の取消)
第46条 南阿蘇村長は、利用者が次の各号のいずれかに該当するときは、事業の利用決定を廃止又は停止することができるものとする。
(1) 事業対象要件に該当しなくなったとき。
(2) 死亡したとき。
(3) 南阿蘇村長が事業利用を不適当と認めたとき。
(補則)
第47条 この告示に定めるもののほか、必要な事項は、南阿蘇村長が別に定める。
附則
この告示は、平成18年10月1日から施行する。
附則(平成25年4月1日告示第10号)
この告示は、平成25年4月1日から施行する。
附則(平成25年6月1日告示第23号)
(施行期日)
1 この告示は、平成25年6月1日から施行する。
(経過措置)
2 この告示の施行の日の前日までになされた申請、処分その他の行為は、それぞれこの告示の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(平成26年3月17日告示第12号)
1 この告示は、平成26年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この告示の施行の日の前日までになされた申請、処分その他の行為は、それぞれこの告示の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(平成26年8月27日告示第51号)
この告示は、平成26年9月1日から施行する。
附則(平成27年3月17日告示第8号)
この告示は、平成27年4月1日から施行する。
附則(平成27年4月23日告示第30号)
この告示は、平成27年5月1日から施行する。
附則(平成27年9月16日告示第58号)
この告示は、平成27年10月1日から施行する。
附則(平成29年2月23日告示第19号)
この告示は、平成29年2月23日から施行し、平成28年4月1日から適用する。
附則(平成29年8月17日告示第66号)
この告示は、平成29年8月14日から施行する。
附則(令和3年4月1日告示第29号)
この告示は、令和3年4月1日から施行する。
別表第1の1(第6条関係)
別表第1の2(第6条関係)
税額等による階層区分 | 上限月額 | 負担基準額 | ||
A | 【生活保護法第6条第1項】に規定する被保護世帯に属する者 | 0円 | 0円 | |
B | 当該年度分の市町村民税が非課税の世帯に属する者(A階層に該当する者を除く。) | 0円 | 事業に要する費用の10% | |
C1 | 前年分の所得税が非課税の世帯に属する者(A階層又はB階層に該当する者を除く。) | 当該年度分の市町村民税のうち均等割のみ課税の世帯に属する者 | 1,100円 | 事業に要する費用の10% |
C2 | 当該年度分の市町村民税のうち所得割が課税の世帯に属する者 | 1,600円 | 事業に要する費用の10% | |
前年分の所得税が課税の世帯に属する者(A階層又はB階層に該当する者を除く。) | 前年分の所得税額の年額区分 | 事業に要する費用の10% | ||
D1 | 0円~15,000円 | 2,200円 | ||
D2 | 15,001~40,000 | 3,300円 | ||
D3 | 40,001~70,000 | 4,600円 | ||
D4 | 70,001~183,000 | 7,200円 | ||
D5 | 183,001~403,000 | 10,300円 | ||
D6 | 403,001~703,000 | 13,500円 | ||
D7 | 703,001~1,078,000 | 17,100円 | ||
D8 | 1,078,001~1,632,000 | 21,200円 | ||
D9 | 1,632,001~2,303,000 | 25,700円 | ||
D10 | 2,303,001~3,117,000 | 30,600円 | ||
D11 | 3,117,001~4,173,000 | 35,900円 | ||
D12 | 4,173,001~5,334,000 | 41,600円 | ||
D13 | 5,334,001~6,674,000 | 47,800円 | ||
D14 | 6,674,001円以上 | 事業に要する経費 | ||
(注) 1 この表において「市町村民税」とは、地方税法(昭和25年法律第226号)の規定による市町村民税(同法の規定による特別区民税を含む。)をいい、「均等割」及び「所得割」とは、それぞれ、同法第292条第1項第1号及び第2号に規定する均等割及び所得割(それぞれ、同法の規定による特別区民税に係るものを含む。)をいう。ただし、均等割又は所得割の額の計算においては、同法第323条の規定により市町村民税の減免が行われた場合には、その額を所得割の額又は均等割の額から順次控除した額を所得割の額又は均等割の額とし、所得割の額の計算においては、同法第314条の7及び同法附則第5条第3項の規定は適用しないものとする。 2 この表において「所得税」とは、所得税法(昭和40年法律第33号)、租税特別措置法(昭和32年法律第26号)、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律(平成11年法律第8号)及び災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律(昭和22年法律第175号)の規定によって計算される所得税をいう。ただし、所得税額の計算においては、次の規定は適用しないものとする。 (1) 所得税法第92条第1項並びに第95条第1項、第2項及び第3項 (2) 租税特別措置法第41条第1項及び第2項並びに第41条の2 (3) 租税特別措置法の一部を改正する法律(平成10年法律第23号)附則第12条 |
別表第1の3(第6条関係)
種別 | 単位 | 算定方法 | 備考 | |
個別支援型 | 身体介護を伴う利用者への30分単価 | 2,000円 | ただし、3時間を超える場合は、3時間を経過したときから30分ごとに700円を加算する。 | グループ支援型については、従事者の人数が利用者を超えないものとする。 |
身体介護を伴わない利用者への30分単価 | 750円 | |||
グループ支援型 | 1グループの30分単価 | (利用人員×250円)+(従事者数×500円) |
別表第2(第14条関係)
種目 | 対象者 | 性能 | 耐用年数 | 基準額 | ||
介護・訓練支援用具 | 特殊寝台 | 下肢又は体幹機能障害2級以上の障害者及び難病患者 | 腕、脚等の訓練のできる器具を付帯し、原則として使用者の頭部及び脚部の傾斜角度を個別に調整できる機能を有するもの。 | 8年 | 154,000円 | |
特殊マット | 下肢又は体幹機能障害1級以上の障害児者及び難病患者 | 褥瘡の防止又は失禁等による汚染又は損耗を防止できる機能を有するもの。 | 5年 | 19,600円 | ||
特殊尿器 | 下肢又は体幹機能障害1級以上の障害児者及び難病患者 | 尿が自動的に吸引されるもので、障害児者又は介護者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 67,000円 | ||
入浴担架 | 下肢又は体幹機能障害2級以上の障害児者 | 障害児者を担架に乗せたままリフト装置により入浴させるもの。 | 5年 | 82,400円 | ||
体位変換器 | 下肢又は体幹機能障害2級以上の障害児者及び難病患者 | 介護者が障害児者の体位を変換させるのに容易に使用し得るもの。 | 5年 | 15,000円 | ||
移動用リフト | 下肢又は体幹機能障害2級以上の障害児者及び難病患者 | 介護者が障害児者を移動させるにあたって、容易に使用し得るもの。ただし、天井走行型その他住宅改修を伴うものを除く。 | 4年 | 159,000円 | ||
訓練いす | 下肢又は体幹機能障害2級以上の障害児 | 原則として付属のテーブルをつけるものとする。 | 5年 | 33,100円 | ||
訓練用ベッド | 下肢又は体幹機能障害2級以上の障害児者及び難病患者 | 腕又は脚の訓練ができる器具を備えたもの。 | 8年 | 159,200円 | ||
自立生活支援用具 | 入浴補助用具 | 下肢又は体幹機能障害を有する障害児者及び難病患者 | 入浴時の移動、座位の保持、浴槽への入水等を補助でき、障害児者又は介護者が容易に使用し得るもの。ただし、設置にあたり住宅改修を伴うものを除く。 | 8年 | 90,000円 | |
便器 | 下肢又は体幹機能障害2級以上の障児者及び難病患者 | 手すり付きで障害児者が容易に使用し得るもの。ただし、取替えにあたり住宅改修を伴うものを除く。 | 8年 | 5,400円 | ||
つえ(T字状・棒状) | 下肢又は体幹機能障害を有する障害児者 | 障害児者の歩行時に身体を支え、安定させ得るもの。 | 3年 | 木材 3,850円 軽金属 4,690円 | ||
移動・移乗支援用具 | 平衡機能又は下肢若しくは体幹機能害を有する障害児者及び難病患者 | おおむね次のような性能を有する手すり、スロープ等であること。 ア 障害者の身体機能の状態を十分踏まえたものであって、必要な強度と安定性を有するもの。 イ 転倒予防、立ち上がり動作の補助、移乗動作の補助、段差解消等の用具とする。 ただし、設置にあたり住宅改修を伴うものを除く。 | 8年 | 60,000円 | ||
頭部保護帽 | 平衡機能又は下肢若しくは体幹機能障害を有する障害児者又は療育手帳の等級がA1又はA2の障害児 | 転倒の衝撃から頭部を保護できるもの。 | 3年 | 37,860円 | ||
特殊便器 | 上肢障害2級以上の障害児者及び難病患者 | 温水温風を出す機能を有するもの。ただし、取替えにあたり住宅改修を伴うものを除く。 | 8年 | 151,200円 | ||
火災警報器 | 火災の感知及び非難が著しく困難な障害児者 | 室内の火災を煙又は熱により感知し、音又は光を発し屋外にも警報ブザーで知らせ得るもの。 | 8年 | 15,500円 | ||
自動消火器 | 火災の感知及び非難が著しく困難な障害児者及び難病患者 | 室内温度の異常上昇又は炎の接触で自動的に消火液を噴射し、初期火災を消火し得るもの。 | 8年 | 28,700円 | ||
電磁調理器 | 視覚障害2級以上若しくは療育手帳の等級がA1又はA2の障害者 | 障害者が容易に使用し得るもの。 | 6年 | 41,000円 | ||
歩行時間延長信号機用小型送信機 | 視覚障害2級以上の障害児者 | 視覚障害児者が容易に使用し得るもの。 | 10年 | 7,000円 | ||
聴覚障害者用屋内信号装置 | 聴覚障害2級以上の障害者 | 音、音声等を視覚、触覚等により知覚できるもの。 | 10年 | 87,400円 | ||
在宅療養等支援用具 | 透析液加温器 | 腎臓機能障害3級以上でCAPDを実施している障害児者 | 透析液を加温し、一定温度に保つもの。 | 5年 | 51,500円 | |
ネブライザー(吸入器) | 呼吸器機能3級以上又は同程度の身体障害者であると認められる障害児者及び難病患者 | 障害児者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 36,000円 | ||
電気式たん吸引器 | 呼吸器機能3級以上又は同程度の身体障害者であると認められる障害児者及び難病患者 | 障害児者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 56,400円 | ||
酸素ボンベ運搬車 | 医療保険における在宅酸素療法を行う障害者 | 障害者が容易に使用し得るもの。 | 10年 | 17,000円 | ||
盲人用音声式体温計 | 視覚障害2級以上の障害児者 | 視覚障害児者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 9,000円 | ||
盲人用体重計 | 視覚障害2級以上の障害者 | 視覚障害者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 18,000円 | ||
パルスオキシメーター | 呼吸器機能3級以上又は同程度の身体障害者であると認められる障害児者及び難病患者 | 呼吸状態を継続的にモニタリングすることが可能な機能を有し、障害児者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 157,500円 | ||
視覚障害者用血圧計 | 視覚障害児者 | 血圧の測定において、音声で測定値を案内し、かつ障害児者が容易に使用し得るもの。 | 6年 | 15,000円 | ||
情報・意思疎通支援用具 | 携帯用会話補助装置 | 音声機能若しくは言語機能障害者又は肢体不自由者であって、発声発語に著しい障害を有する障害児者 | 携帯式で、ことばを音声又は文章に変換する機能を有し、障害児者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 98,800円 | |
情報・通信支援用具 | 上肢又は視覚障害2級以上の障害児者 | 障害児者向けのパーソナルコンピュータ周辺機器やアプリケーションソフト | 5年 | 100,000円 | ||
視覚障害2級以上の障害児者 | 地デジ対応ラジオ | 5年 | 30,000円 | |||
点字ディスプレイ | 視覚障害2級以上かつ聴覚障害2級の障害者 | 文字等のコンピュータの画面情報を点字等により示すことのできるもの。 | 6年 | 383,500円 | ||
点字器 | 視覚障害児者 | 点字用紙を挟んで固定する板と点字を打つための定規及び点筆を組み合わせたもの。 | 7年 | 標準型・真鍮板製 10,720円 標準型・プラスチック製 6,800円 | ||
5年 | 携帯型・アルミニウム製 7,420円 携帯型・プラスチック製 1,700円 | |||||
点字タイプライター | 視覚障害2級以上の障害児者 | 視覚障害児者が容易に使用し得るもの。 | 5年 | 63,100円 | ||
視覚障害者用ポータブルレコーダー | 視覚障害2級以上の障害児者 | 音声等により操作ボタンが知覚又は認識でき、かつ、DAISY方式による録音並びに当該方式により記録された図書の再生が可能な製品であって、視覚障害児者が容易に使用し得るもの。 | 6年 | 89,800円 | ||
視覚障害者用活字文書読上げ装置 | 視覚障害2級以上の障害児者 | 文字情報と同一画面上に記載された当該文字情報を暗号化した情報を読取り、音声信号に変換して出力する機能を有するもので、視覚障害児者が容易に使用し得るもの。 | 6年 | 115,000円 | ||
視覚障害者用拡大読書器 | 視覚障害児者 | 画像入力装置を読みたいもの(印刷物等)の上に置くことで、拡大された画像をモニターに映し出せるもの。 | 8年 | 198,000円 | ||
盲人用時計 | 視覚障害2級以上の障害者 | 視覚障害者が容易に使用し得るもの。 | 10年 | 触読式 10,300円 | ||
音声式 13,300円 | ||||||
聴覚障害者用通信装置 | 聴覚障害者又は発声発語に著しい障害を有する障害児者 | 一般の電話に接続することができ、音声の代わりに文字等により通信が可能な機器であり、障害児者が用意に使用できるもの。 | 5年 | 71,000円 | ||
聴覚障害者用情報受信装置 | 聴覚障害児者 | 字幕及び手話通訳付きの聴覚障害児者用番組並びにテレビ番組に字幕及び手話通訳の映像を合成したものを画面に出力する機能を有し、かつ、災害時の聴覚障害児者向け緊急信号を受信するもので、聴覚障害児者が容易に使用し得るもの。 | 6年 | 88,900円 | ||
人工喉頭 | 音声機能障害を有する喉頭摘出児者 | 喉頭摘出者の音声を代用する機能を有し、障害児者が容易に使用し得るもの。 | 4年 | 笛式 5,150円 | ||
5年 | 電動式 72,210円 | |||||
人工内耳用電池 | 人工内耳埋込手術を受けている聴覚障害児者 | 人工内耳機器に対応し得る電池(使い捨て・空気亜鉛・充電式等) | 1年 | 24,000円(ただし、交換型電池の場合月額上限2,000円) | ||
点字図書 | 点字により情報入手を行っている視覚障害児者 | 点字により作成された図書。ただし、雑誌を除く。 | ― | 村長が必要と認めた額 | ||
排泄管理支援用具 | ストマ用装具 | 蓄便袋 | 排便機能障害を有する障害児者 | 人工肛門を造設した障害児者が身体に装着して排泄物を溜める用具及び衛生用品(ストーマ用品、洗腸用具)。 | ― | 8,860円 |
蓄尿袋 | 排尿機能障害を有する障害児者 | 人工膀胱を造設した障害児者が身体に装着して排泄物を溜める用具及び衛生用品(ストーマ用品)。 | ― | 11,640円 | ||
収尿器 | 脊髄損傷等による排尿障害を有する障害児者 | 採尿器と蓄尿袋で構成されており、尿の逆流防止装置がついているもの。 | 1年 | 男性用・普通型 7,940円 男性用・簡易型 5,880円 女性用・普通型 8,760円 女性用・簡易型 6,080円 | ||
住宅改修費 | 居宅生活動作補助用具 | 下肢、体幹機能障害又は乳幼児期以前の非進行性の脳病変による移動機能障害を有する者で障害等級3級以上の障害児者及び難病患者 | 障害児者の移動等を円滑にする用具で設置に小規模な住宅改修を伴うもの。 | ― | 200,000円 |
(注) 乳幼児期以前の非進行性の脳病変による運動機能障害の場合は、表中の上肢・下肢又は体幹機能障害に準じ取扱うものとする。
(注) 難病患者の場合は、平成25年3月31日を持って廃止された難病患者等居宅支援事業の難病患者等日常生活用具給付事業の支給要件に準じ取扱うものとする。
別表第3(第30条関係)
(1) 訓練のための経費(月額)
訓練に従事した日が15日以上の場合 | 訓練に従事した日が15日未満の場合 | |
ア 指定視覚障害者更生施設(あん摩、はり、きゅう科)を利用している者 | 14,800円 | 7,400円 |
イ 指定肢体不自由者更生施設を利用している者 | 6,300円 | 3,150円 |
ウ 指定視覚障害者更生施設(あん摩、はり、きゅう科を除く)を利用している者 | ||
エ 指定聴覚・言語障害者更生施設を利用している者 | ||
オ 指定内部障害者更生施設を利用している者 | ||
カ 指定特定身体障害者入所授産施設を利用している者 | 3,150円 | 1,600円 |
キ 指定特定身体障害者通所授産施設を利用している者 | ||
ク 就労移行支援事業又は自立訓練事業を利用している者 |
(注) 通所者を含む。
(2) 通所のための経費
次の施設種別日額に訓練のために通所した日数を乗じて得た額と支給対象者の当該月の実支出額とを比較して少ない方の額とする。
日額 | |
ア 指定肢体不自由者更生施設 | 280円 |
イ 指定視覚障害者更生施設 | |
ウ 指定聴覚・言語障害者更生施設 | |
エ 指定内部障害者更生施設 | |
オ 指定特定身体障害者授産施設 | |
カ 指定特定身体障害者通所授産施設 | |
キ 就労移行支援事業所又は自立訓練事業所 |
別表第4(第35条関係)
下表の○に該当する者とする。
視覚障害 | 聴覚障害 | 平衡機能障害 | 音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害 | 心臓機能障害 | じん臓機能障害 | 呼吸器機能障害 | |
1級 | ○ | ○ | ○ | ○ | |||
2級 | ○ | ○ | |||||
3級 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
4級 | ○ | × | × | × | × | × | |
5級 | × | ||||||
6級 | × |
ぼうこう又は直腸の機能障害 | 小腸機能障害 | 肢体不自由 | 脳原性運動機能障害 | |||||
上肢 | 下肢 | 体幹 | 両上肢 | 一上肢 | 移動 | |||
1級 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
2級 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
3級 | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × | × | ○ |
4級 | × | × | × | ○ | × | × | ○ | |
5級 | × | ○ | ○ | × | × | ○ | ||
6級 | × | ○ | × | × | ○ |
様式 略