○南阿蘇村あそ望の郷条例
平成17年12月27日
条例第208号
南阿蘇村体験道場おふくろ館条例(平成17年南阿蘇村条例第133号)の全部を次のように改正する。
(設置)
第1条 村民が農産物加工の体験、研修、展示販売及び食材供給を行うことにより農産物に付加価値をつけることを目的として、南阿蘇村あそ望の郷(以下「あそ望の郷」という。)を設置する。
(位置及び施設)
第2条 あそ望の郷は、南阿蘇村大字久石2815番地に置き、施設は次のとおりとする。
名称 |
あか牛の館 |
加工施設 |
あそ望の郷 |
水車小屋 |
テナント |
そば加工体験施設 |
資料館 |
製粉工場 |
乾燥・調整施設 |
(業務)
第3条 あそ望の郷は、次に掲げる業務を行う。
(1) 農産物の加工体験の指導に関すること。
(2) 農産物の加工に関すること。
(3) 飲食等の提供に関すること。
(4) 農畜産物の展示販売に関すること。
(5) 物産品等の販売及び展示等のための施設の提供に関すること。
(6) その他第1条の目的を達成するために必要な業務に関すること。
(休館日)
第4条 あそ望の郷の休館日は、次に定めるとおりとする。
(1) 毎月第2水曜日(その日が国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日(以下「休日」という。)に当たるときは、その翌日以後の日であって当該休日に最も近い休日でない日)とする。
(2) 1月1日から同月2日まで
2 前項の規定にかかわらず、村長が特に必要があると認めるときは、臨時に休館日を定め、又は休館日に開館することができる。
(使用時間)
第5条 あそ望の郷の施設及び附属設備(以下「施設等」という。)の使用時間は、午前9時から午後9時までとする。ただし、村長が特に施設等の管理上必要があると認めるときは、これを変更することができる。
(使用の許可)
第6条 あそ望の郷の施設等を使用しようとする者は、村長の許可を受けなければならない。
2 村長は、前項の許可をする場合において、管理上必要な条件を付することができる。
(1) あそ望の郷における公の秩序又は善良な風俗を乱すおそれがあると認められるとき。
(2) あそ望の郷の施設又は設備をき損し、又は滅失するおそれがあると認められるとき。
(3) その他使用させることがあそ望の郷の管理上支障があると認められるとき。
(1) この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。
(2) 第6条第2項の規定による許可の条件に違反したとき。
(3) 虚偽その他不正な手段により許可を受けたとき。
(使用料)
第9条 使用者は、別表に定める額を使用料として納めなければならない。
2 前項の使用料は前納とする。ただし、村長が特別の事情があると認めるときは、この限りでない。
3 既に納入した使用料は返還しない。ただし、村長が特別の事情があると認めるときは、これを還付することができる。
4 前項ただし書の規定により還付する使用料の額は、使用許可の期間に対し使用することのできない期間の割合に応じて算出するものとする。
(使用料の減免)
第10条 村長は、特別の事情があると認めるときは、使用料の全部又は一部を免除することができる。
(指定管理者による管理)
第11条 あそ望の郷の管理は、地方自治法(昭和22年法律第67号。以下「法」という。)第244条の2第3項の規定により法人その他の団体であって村長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせることができる。
(指定管理者の業務)
第12条 指定管理者は、次の各号に掲げる業務を行うものとする。
(1) 第3条各号に掲げる業務
(2) あそ望の郷の使用の許可に関する業務
(3) あそ望の郷の施設等の維持及び修繕に関する業務
(4) 前3号に掲げるもののほか、指定管理者があそ望の郷の管理上必要と認める業務
2 利用料金の額は、別表に定める額を基礎として、指定管理者が村長の承認を得て定める額とする。
3 指定管理者は、あらかじめ村長の承認を得て定めた基準により、利用料金の減免又は還付をすることができる。
(原状回復義務)
第14条 指定管理者は、その指定の期間が満了したとき又は法第244条の2第11項の規定により指定を取り消され、若しくは期間を定めて管理の業務の全部若しくは一部の停止を命ぜられたときは、その管理しなくなったあそ望の郷の施設等を速やかに原状に回復しなければならない。ただし、村長の承認を得たときは、この限りでない。
(損害賠償)
第15条 故意又は過失によりあそ望の郷の施設等をき損し、又は滅失した者は、これによって生じた損害を賠償しなければならない。ただし、村長が特別の事情があると認めるときは、損害賠償義務の全部又は一部を免除することができる。
(雑則)
第16条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は、村長が定める。
附則
1 この条例は、公布の日から施行する。
2 この条例の施行の際現に改正前の南阿蘇村体験道場おふくろ館条例第17条の規定により管理を委託している南阿蘇村体験道場おふくろ館・あそ望の郷くぎのの管理については、地方自治法の一部を改正する法律(平成15年法律第81号)附則第2条に規定する日までの間は、なお従前の例による。
附則(平成26年12月12日条例第20号)
この条例は、平成27年4月1日から施行する。
附則(平成31年3月15日条例第9号)
この条例は、平成31年3月29日から施行する。
附則(令和3年12月10日条例第36号)
この条例は、令和4年4月1日から施行する。
別表(第9条関係)
種別 | 区分 | 使用料 | 備考 |
水車小屋 | 営利を目的とするもの | 玄米10kg当たり500円 | |
テナント | 営利を目的とするもの | 1テナントにつき年額50,000円 | |
体験利用 | 農産物加工体験 | 1人当たり200円 |
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物品販売行為 | 村内の業者及び生産者 | 販売収入額の20%以内。ただし、冷蔵・冷凍を要する商品は25%以内 | |
村外の業者及び生産者 | 販売収入額の25%以内。ただし、冷蔵・冷凍を要する商品は30%以内 | ||
土産品業者 | 販売収入額35% | ||
その他の営利行為 | 営利行為を行うもの | 料金等収入額の10% |
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