この事業は、化学肥料や化学合成農薬の使用を熊本県で定める慣行レベルから5割以上低減する取組に加え、地球温暖化防止や生物多様性保全に効果の高い営農活動の取組に対して支援する事業です。
対象者は、農業者の組織する団体などであって販売目的で生産を行い、国際水準GAPを実施していることなどが要件となります。
カバークロップ
主作物の栽培期間の前後いずれかに緑肥(レンゲ等)を作付し、農地へ鋤きこむことで炭素を土壌に貯留し、地球温暖化防止に貢献する取組です(前年度に鋤きこんでないと、対象外) 交付単価予定:6,000円/10a
堆肥の施用
土壌診断に基づく堆肥管理計画により、作物の生育に必要な量の堆肥を栽培期間の前後いずれかに施用することで、肥料成分の流亡を抑制し水質保全に貢献するとともに炭素を土壌に貯留し地球温暖l化防止に貢献する取組。交付単価予定:4,400円/10a
有機農業
慣行的な栽培方法にて化学肥料および化学合成農薬を使用している作物について、一切使用しない営農活動を行うことで生物多様性の保全などに貢献する取組。交付単価予定:12,000円/10a 14,000円/10a(堆肥加算)そば等の雑穀、飼料作物 交付単価予定:3,000円/10a 有機農業から2か月以上水はりの場合3,000円/10aを加算
夏期・冬期湛水
水田にて、夏に湛水管理、冬季間最低2か月以上湛水管理を行うことで、多様な生き物を育み、生物多様性の保全などに貢献する取組。交付単価予定:夏期湛水8,000円/10a 冬期湛水:4,000円~8,000円/10a(水はりに加えて有機質肥料の散布、畦補強などの実施により交付単価が異なります。*4か月以上の水はりの場合3,000円/10aを加算
申請について
新規申請をご希望の方は6月5日までに農政課有機農業推進係までご相談下さい。