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施政方針

最終更新日:

政策の概要

 就任早々、私の方針を打ち出すために政策の柱を「3つのK」(KiraのK)としました。

3つの「K」のイメージ
 村の土台は環境であり、恵まれた環境は産業を後押しし、活力を生み出します。生まれた活力は村びとの暮らしを豊かにします。


  • 吉良プラン





     ~~~「環境」に関する政策 ~~~

  • 環境政策



     ~~~「活力」に関する政策 ~~~

  • 活力政策



     ~~~ 「暮らし」に関する政策 ~~

  • 暮らし政策



令和3年第2回村議会定例会 所信表明および施政方針

 例年ですと3月定例会で行うのですが、今年は選挙がありましたので6月定例会(11日~)で行います。


令和2年第1回村議会定例会 施政方針(一部略)

 令和2年南阿蘇村議会第1回定例会にあたり、新年度の村政運営に向けての所信を申し上げます。

 新年度は私にとりまして1期4年の最終年度となります。残り一年間、村民の負託に応えられるよう、私の政策目標である「誰もが住みたい・住み続けたい南阿蘇村」を築くために、誠心誠意、村政運営に邁進いたす所存であります。

 熊本地震から4年目を迎えようとしています。これまでに国・県から様々な支援を受け、被災された皆様方からもご理解とご協力を得ながら、復旧復興に取り組んできました。復旧復興がおおむね順調に進んできましたのも、多くの皆様のお力添えのお陰と、改めて感謝申し上げます。

 昨年10月には、すべての災害公営住宅が完成し、被災された方々に安住の場が提供できたことは、復興への一区切りを迎えることができた、と感じております。

 昨年12月の復興マラソン大会には、県内外から1,300人の参加者があり、村を応援する多くの方々からエールをいただき、復興の励みとなりました。

 また、本年5月には東京オリンピックの聖火リレーが立野地区で開催されます。本村にとりまして大変名誉なことであり、村の復興の姿を内外にアピールできる絶好の機会となるものと期待しております。


 それではここで、私の村政運営につきまして述べさせていただきます。

 私は就任当初から「村政の基本は住民との対話である」ということを申し述べてきました。

 就任以来、行政区毎の出張座談会や「村長と語る会」を開催し、村民との対話を重視してまいりました。新年度には再度地域に出向いて、村民の声をお聞きする機会を設けたいと考えております。

 玄関横の出張村長室や職員とのアフターランチミーティングは今後も続け、引き続き村民の声に耳を傾け「村民中心の村政」を貫いてまいります。

 

 次に、むらづくりのビジョンについてお話しします。

 「誰もが住みたい・住み続けたい南阿蘇村」を築くための3つの「K」、つまり「環境」「活力」「暮らし」。これが私の政策の柱であります。

 一つ目の「環境」は、村民すべてが誇りとする水、そして先人が守り伝えてきた雄大な景観、これらを村の宝と捉え、守り育み、将来に継承していかなければなりません。とりわけ「水」は本村の貴重な財産であり、「水の大切さ」を訴えてまいります。

 二つ目の「活力」ですが、活力なくして村の将来は語れません。環境を整え、それを土台として活力に繋げます。恵まれた自然環境を最大限に活かして産業振興を図り、元気な村、魅力ある村、選ばれる村を創造します。

 三つ目の「暮らし」は、大自然の中で子どもはすくすくと、高齢者は生き生きと、全ての村民が幸せを感じる、そんな暮らしを目標にします。震災の教訓を生かし、災害に強い、安全安心な村づくりを進めます。

 

 この3つの「K」を推進するために5つの重点プロジェクトを掲げました。プロジェクトの詳細は村の総合計画に載せておりますので、ここでは村独自の取り組みについて、ご説明いたします。なお、新規事業につきましては予算を伴うものもありますので、本定例会にてご審議頂き、ご理解を頂きたいと考えております。

 それでは5つの重点プロジェクトに沿って、ご説明いたします。

 

 一つ目は、地域資源保全・継承プロジェクトです

 地下水を保全するために、水田では、冬季湛水に対しての助成を引き続き行い、草原再生のために放牧を奨励し、中断している野焼きの再開を支援してまいります。

 水質保全につきましては、農業用廃プラの農家負担を無くすことで、不法投棄を抑制するとともに、合併浄化槽の普及率向上に、今後とも取り組んでまいります。

 熊本県や、南阿蘇村を含む「熊本連携中枢都市圏」において「2050年度までのCO2排出実質0」を宣言いたしました。本村ではCO2排出削減にいち早く取り組んでおりますが、さらに強力に推進したいと考えております。

 まず、小水力発電ですが、河陰地区の農業用水を利用した小水力発電所が、来年4月の発電開始に向け始動しました。地熱発電につきましては、現在2つの事業者が湯の谷地域での調査事業を進めており、2022年度の発電開始を目指しています。

 さらに旧立野小学校に設置された小型風力発電機は村が譲り受け、本年中にも売電を開始します。木質バイオマスについては、第三セクターの公営温泉に木質ボイラーを導入することで計画を進めています。また、各家庭からのCO2排出を削減する方策にも取り組んでまいります。これら官民の取り組みを通じて、脱炭素社会を目指します。

 

 二つ目は、稼げる農業プロジェクトです

 農業は単に食料生産だけではなく、水源涵養、国土保全、景観保全、文化の伝承など、多面的な機能を持っており、村の基幹産業として振興していかなければなりません。

 生産基盤を整備するとともに、担い手を確保していくことが重要です。生産基盤、とりわけ農地ですが、公営の基盤整備事業を進めるとともに、個人が行う農地整備や農地の集約については村独自で支援してまいります。担い手の育成については国の制度事業に加え、村では、経営能力を備えた就農者の育成を支援してまいります。今後増えると予想される引き受け手のない農地については、農作業の受託や農地貸し借り等の業務を行う組織を育成し、持続可能な農業を目指します。

 村の特産品の振興につきまして、そばの品質向上のため調製乾燥施設の整備を行いました。そば道場を、道の駅に移設したことにより、来客者数も伸び、そばの消費拡大、販売促進につながっています。

 ワイン用ブドウについては現在試作中であり、赤ワインが、赤牛振興とともに新たなブランド商品となるよう、引き続き取り組んでまいります。

 

 三つ目は、観光客V字回復プロジェクトです。

 観光客の動向は村の経済に大きく作用し、その回復が重要課題となっています。令和2年度中の主要な交通インフラ復旧を機に、観光客V字回復を狙います。

 観光客の受入れ態勢につきましては、駐車場不足が常態化している「道の駅あそ望の郷くぎの」の駐車場拡張工事を行います。集客数を伸ばすとともに、有機農産物販売に力を入れ、更なる経済波及効果を図ります。新たな観光スポットとして、立野の大崩落頂上部に展望所「阿蘇パノラマテラス」整備する方向で計画を進めています。

 また、阿蘇登山道吉田線沿いにも南阿蘇を一望できる展望所を整備します。この立ち寄りスポットを整備することにより、阿蘇山上を訪れた観光客の南阿蘇への誘導を図ります。

 観光PRにつきましては、昨年上天草市との包括連携協定も締結しました。阿蘇と天草の知名度を生かし、共同での観光PRの実施や、お互いの道の駅の交流により観光客の増加につなげます。

 一方、既存の観光事業者、再開途上の被災事業者、また新規参入事業者など、村の観光産業の底支えとなる民間事業者と力を併せて観光客V字回復を目指します。

 

 四つ目は、子育て世代に選ばれるむらづくりプロジェクトです

 子育て環境整備につきましては、旧久木野庁舎に、図書室と子どもの遊び場を整備し、村民が集える場所として、来年春のオープンを予定しております。

 また、子育てハンドブック「南阿蘇で育つ!」を制作し、母子健康手帳アプリを導入して、子育て支援の充実を図っております。

 さらに、住民福祉課・健康推進課・次世代定住課・教育委員会・総務課の5つの課に分散していた子育て関係の業務を、相談・申請などが1か所で済むよう「子育てワンストップ窓口」を1階フロアに新設します。

 空き家バンクにつきましては、本村へ移住を希望する登録者は年々増加しており、空き家の数が不足している状況です。この課題を解消するため空き家を村が借り上げリフォームし貸し出す「定住促進空き家活用事業」や、村有地に下野仮設住宅の移設を行い「定住促進住宅」として貸し出す事業を進めています。

 また、「賃貸住宅整備促進助成金」を創設し定住人口の増加を図ります。

 白水地区の統合小学校につきましては、令和2年度に旧白水中学校の改修工事を行い、来年4月の開校に向け準備を進めます。なお統合により空き施設となる学校の利活用についても並行して進めてまいります。

 

 最後に五つ目の、生涯現役のむらづくりプロジェクトです

 超高齢化社会を迎えている本村においては、このことを踏まえ、誰もが健康で自立し、長年にわたり社会参加を実現することが課題となっております。

 健康の基礎となる食生活の改善につきましては、高血圧対策として妊娠期から高齢者まで、全世代で減塩に取り組めるよう、村内小売店や飲食店に「減塩推進協力店」を募集し、食環境整備に取り組みます。

 生活習慣病対策につきましては、適切な食生活、栄養指導を強化するため、管理栄養士を増員し二人体制とします。また、保育所、小学校においても生活習慣病についての意識付けや、6年生を対象とした血液検査や、尿中塩分測定を行い、子どもの生活習慣病予防事業にも取り組みます。

 高齢者の生きがい対策につきましては、社会参加を図るシルバー人材センター業務は、社会福祉協議会から独立させ、組織の機能充実に努めてまいります。交通弱者対策につきましては、今まで実証実験としていた乗り合いタクシーについては、昨年10月より本格運行に移り、高齢者等の移動手段の確保に努めます。

 地域の交流対策につきましては、地域伝統次世代継承事業に昨年度から取り組んでおり現在21地区に交付しております。世代間交流や移住者との良好な関係構築に有意義と考えますので継続してまいります。

 

 結びに、冒頭申しあげたとおり、私も任期最終年度となり総決算の年であります。再度初心に立ち帰り、謙虚な姿勢で村政運営に臨む所存であります。

 国の地方創生の理念に基づき、人口減少を克服し、地域経済を縮小させることのないよう、職員一丸となって取り組んでまいります。

 村民の皆様方のお力添えと、議員各位のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げ、令和2年の施政方針といたします。

                        令和2年3月6日   南阿蘇村長  吉良清一

 

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