人・農地プランの実質化に係る工程表の公表について(令和3年3月)
今回、令和3年3月に変更した工程表を公表します。
人・農地プランとは
人・農地プランとは、農業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など、農業が厳しい状況に直面している中で、地域の持続可能な力強い農業を実現するための「未来の設計図」となるもので、5年後、10年後までに、誰がどのように農地を使って農業を進めていくのかを、農業者が話合いに基づき、地域農業における中心経営体、地域における農業の将来の在り方などを明確化し、市町村により公表するもので、平成24年に開始されています。
平成29年度末現在、1,587市町村において、15,023の区域で作成されています。
南阿蘇村では平成24年度と平成25年度の2ヵ年間で37行政区で31プランが作成されています。
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人・農地プランの実質化とは?(その1)
各集落の人・農地プランは、当初作成年月から5年以上が経っていることから、プランの内容と集落の状況にマッチしていない状況が生じています。
このため、人・農地プランを真に地域の話し合いに基づくものにする観点から、アンケートの実施、アンケート調査や話合いを通じて地図による現況把握を行った上で、中心経営体への農地の集約化に関する将来方針を作成することにより、人・農地プランの実質化を実施することとなります。
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人・農地プランの実質化とは?(その2)
1.アンケートの実施
対象地区の相当部分について、おおむね5年から10年後の農地利用に関するアンケート調査を行います。
2.状況把握
対象地区において、アンケート調査や話合いを通じて、農業者の年齢階層別の就農や後継者の状況を地図により把握します。
3.今後地域の中心となる経営体(中心経営体)への農地の集約化に関する将来方針の作成
対象地区を原則として集落ごとに細分化し、5年から10年後に農地利用を担う中心経営体に関する方針を決めます。