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孝女白菊の物語

印刷用ページを表示する掲載日:2012年1月16日更新
孝女白菊 「阿蘇の山里秋ふけて…」と始まる孝女白菊の物語詩は、明治21年国文学者落合直文が井上哲次郎博士(東大教授)の漢詩を新体詩として書き直したものです。歌詞が長編で内容がロマンチックな孝女の物語なので、家庭小説の読み物として構成され、続々出版されました。またドイツ語、英語に翻訳され、世界的にもダンテの「神曲」と比べられるほどすばらしいと讃えられた名作です。この詩は三章からなり、七五調の詩形としては非常に長いもので、522行にも及び、おそらく世界最長の詩と思われます。明治・大正から戦前にかけて全国的に一世を風びした懐かしい孝女白菊の物語、その舞台がこの南阿蘇一帯とされ、村内に眠る「妙喜尼」が白菊のモデルといわれており、墓を訪ねる人はあとを絶ちません。